Curso de Verano 2022

Museo de la Guitarra のエントランスホール

今年も行ってまいりました♡ トマテのクルソがあるアルメリアへ♡

遥々と・・・。同じアンダルシア州ですが、モロンからは車でおよそ4.5時間はかかります。

今年は、車が故障中&ひとり旅となりまして、バスとブラブラカーを利用してひと味違った旅を楽しんできました。

生娘のロンデーニャを連れて♡

で、モロンを7:30に出発、一度セビージャに行き、プラサ・デ・アルマス駅に移動。思ったよりスムースだったのだけど、グラナダ行きのバスまでの待ち時間が長い!とりあえず朝ご飯。そして、久しぶりに連絡があった友達とLINEしてるうちに搭乗時間。

運転手さんが、「ギターに丁度よいスペースがあるよ!」と小さいドアを開けてくれて、ピッタリ収まり、安心して座席に座る。

昔はこのセビージャ↔グラナダをよく利用していた。ピッタリ3時間で、好きな音楽を聞いたり、寝たり、色々考えたり...。

オリーブ畑を横目にグラナダに近づくにつれ段々と緑が増えていくこの景色。空気も澄んでいく。

グラナダに14:00到着。モロンを出てから6時間...ちなみに車なら2.5時間(笑)

グラナダに住むユキちゃんが迎えに来てくれて、贅沢一泊させてもらい(ここは敢えて記述を省略)、翌日夜ブラブラカーでアルメリアに到着。

ああ、ユキちゃんを含むドライバーのみなさんに感謝!送迎、連れてきてくれる人がいるって、素晴らしい。ありがとうございます!!!

今年は海に近いゲストハウスを予約したので、海岸方面へ向かう。潮の香りがいい感じ。

昨年クルソで知り合った友人と合流し、喋りまくりながら夕飯を食べて就寝。明日の初日が楽しみ♪

翌日、朝ご飯を食べて、いざ会場へ。今年はオンラインのクルソはなくなり、コロナ前のスタイルに戻ったようで、Museo de la Guitarra Almeria で行われました。地下にあるカンファレンスルームです。

キャー♡楽しみ♡

そして受付など色々やって、クルソ開始。

Tomatito y José del Tomate

鼻血ーーーーーーーーーー!!!!!! なんて素敵な親子なの♡

ひとりずつ、自己紹介を兼ねて少し弾いてみたりするのです。

私は今年も「傍聴者」参加でしたので、初日はギターなしで席におりました(悲)持っていっても弾けないので(涙)

トマテとホセに指導してもらってる皆さんが、うらやまぴー!色んな質問やお話で、あっという間に休憩時間。

軽食を用意してくれているので、ここでみんなと交流。トマテもホセもいます。

なんてアットホームなクルソでしょう。こういうの、最高です。

トマテはいつも言うのです。「俺は、Maestro(師匠)ではないし、君たちは生徒でもないんだ。ここはみんな同じくギターを愛し、学んでる仲間が集うところ。俺はただ、俺が知っていることをやって見せるだけだ。試験もないし、ビビる必要はない。」

あーーーーーーーもーーーーーーーー、なんて気さくな素晴らしい人なんでしょうね。彼のギターを聞いてもそれは伝わってきますが。

午後は息子くんのホセが活躍。父のトマテを敬愛し、トマテはもちろんニーニョ・ミゲルのファルセータまでなんでも記憶してるし、出てくる出てくる。どうしたらこんなにいい子に育つんでしょうね。まだ20代にして、人生の半分はやり切ったんじゃないかと思うような体験話と落ち着き。そして、いつでも笑顔で一緒に写真を撮ってくれるの。

初日、クラス後のホセと友達のルシア

かーわーいーーーーーーー(笑)

今回のアルメリアのクルソの思い出として、ギターにつけるアフィナドール(調律する器具)を買いたくてホセに楽器店への行き方を聞いたところ、丁寧に教えてくれて去って行きました。今年は仕事の都合で、ホセはこの日のみの登壇。

ルシアと楽器店を訪れ、色々と楽しんだ後、夕飯食べながらクルソの話で興奮して、帰宅。

二日目、本日はギターをしょって会場へ。私のロンデーニャ、早くも大物アーティストにお目にかかります♡ うふ♡

とりあえず、トマテの音色を聴かせるべく、私とルシアの間に鎮座(笑)

ルシア、ロンデーニャ、郁美

アフィナドール、付けてます♡ 店主さんに「一番シンプルなやつください!」と言って買ってきたやつ。

ボロボロなんでギターケースも買いたかったのだけど、今回は我慢して。もう少しもたせよう(涙)

本日は1日トマテの実演、解説。に、Kiki が登場!嬉しいサプライズ!! 

Kiki にとってトマテは義父であり、助っ人に来てくれたんですね。歌にカホンにギターにと、大活躍です。

特に、この日に聴いたTomateとKikiのTwo much・・・。「ぐふぉっ」と感涙してルシアに笑われる(笑)

素晴らしくセンチメンタルで、琴線に触れました。美しく繊細な心がないと、あーには弾けないでしょうね。

ギターのことはホントにまだまだ分からない私ですが、見て聴いて、「ほー」、「へー」と感心するばかり。間に入る逸話も大変興味深くて、あっという間に本日も終了。

そして♡

Para mi Rondeña con cariño de Tomatito

ぐふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

ざ・家宝!練習するモチベーションがハンパなくあがる!!!!!憧れの人がいるって、素敵♡

モロンの暑さで溶けてしまわぬよう、早く保護せねばなりませぬ。(ひろみちゃん夫くんのアドバイスに従いつつ!)

ちょこっとソレアも弾いてくれて、感無量(涙)

がんばろうね、ロンデーニャ♡

クルソ終了後、ルシアがビーチの近くまで散歩に来たので合流し一杯飲んでたら、同じクルソ仲間に行き会い、彼も合流して終わらない音楽話と世間話。こういう時間、すごく好き。それぞれがやってることや、好きな音楽や、やりたいと思ってること。クルソの話をきっかけに広がる話題。

彼はまだ20代、ルシアは30代、私は40代最後(笑)。「いいね、いいね、どんどんやったらいいよ!」「私も、もっと冒険していこう!」って改めて思う。

フラメンコに関わっていると、自分で自分を囲いに入れてしまうとこがよくある。踊りも、歌も、ギターも、パルマも「私にはムリ」という表向きには“謙虚”という名の自己否定暗示とでもいうのか。上手く表現できないけれども。「私なんて・・・」というやつ。

憧れの誰かのようにはできなくても、それでよくて、違っていなければならないはず。良くも悪くも個性なんですよね。

ただ、本人が誠心誠意、敬意をもってやっていれば、それが外からどう見えようと、言われようとどうでもいいことで。

要するに、自分を信じる力が足りていないってことなんかな。自分なりに一生懸命やっています!と。「こうするべき、こうあるべき」は、人それぞれですからね。なんて言うんだっけ、過半数?の意見なんて当てにならないし。それで自分が心地よいわけではないのは実証済み(笑)

というわけで、今年の最終日(涙)が来てしまった。

本日も、Kiki と共にトマテが登場です。今日は最初にギター博物館を見て回ることに。なんと、トマテの解説付き!

眼鏡もお似合いで、ギターにまつわる幼少時代の話なども。嬉しいガイドツアー♡

そして本日は何気に上下黒のコーディネートで、郁美も同じく黒のワンピなんですよ。うひ。嬉しい偶然。

大好き感ダダ洩れの私には注意していられるようにも見れますが(笑)溢れちゃうんだから仕方ないです。はは。

そして、昨年あったトマテの無茶ぶりに少しは応えようと、少しだけグレードアップした郁美の番がやってまいりました!!!

恥ずかしいやら嬉しいやらですが、この際、最大限に楽しませていただきました。

歌う
そして、踊る

入れることができなかったパソは、まだ早いってことでしょうね。踊り足りてない後悔は、次回へのバネに!

こんな光栄なことは郁美の人生において二つとありません・・・。

此の後は、クルソの仲間と食べて、フィエスタして、海へ!!!クルソ史上最高の締めくくり。

好きって、最強!!!!!!!!

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