ここのところ、モロンは雨雨雨・・・。雨が降るのが必要なのは必要なんですが、こうも続くと色んなやる気が失われつつ(笑)
おまけにアフリカのサハラから赤土が飛んできていて、茶色い雨で傘やら屋上やらが汚れてる(涙)
そんな中「この日曜日だけは晴れる!」という予報が出ていて、ホントかいな?と思っていたのですがホントに晴れたので、Rancho(ランチョ)という地区で行われた「XI Fiesta Popular del Espárrago y la Tagarnina」に行ってきました。
ファナのオンラインクラスを少しだけ早めに抜け出し着いて早速、大きな鍋に作られた野生のアスパラガス炒め(先の写真)を頂きました。同じく振るまわれていたホウレン草とひよこ豆の煮込みはセニョールFが食してました。先日のカルナバルでもパエジャが配られていてなにかとありがたいな、お祭り。
飲み物はチケット形式で購入でき、そこでこの野生アスパラガスとオリーブオイルが当たるクジをやっていました。バルとかによくある1€で好きな番号(空いてる番号でもある)を選び、ラッキーだとハモンセラーノが当たったりするやつ。フィエスタの後半に当選発表してました。
この写真のお二人は元ご近所さん。モロンの月刊誌「agenda Atalaya」や sindicato やら色々やっていて、フラメンコも好きなとっても親切なお知合いです。スペインの建物はほんとにピッタリとくっついて建っているので、彼らが向かいに住んでるときは屋上をまたいで行き来してました(笑)これまた感じのいい奥さんのペパは仕事だったのか来ていなかったのですが、息子くんのギジがたまらなくカワユイのです。舞台に上がるのが好きらしく、はしゃいでました。
チラシのとおり、バンド、詩の朗読、カルナバルのチリゴタの再演、そしてフラメンコと満載。こういう地区のお祭りって大好きです。
フラメンコは El Carpintero さん、パンデミア直前のへレスのフェスティバルに行った時に聞いたのが初めてで、今回はモロンでお目にかかりました。モロンのタンゴをこうやって聞いたのは初めてかも。イグナシオに教えてもらった時の記憶がよみがえりました。
右手のギタリスタは Anzonini de Puerto のお孫さんで、Antonio Anzonini さん。鼻がソックリではないですか!左手のギタリストは Juan Bermúdez さんで、アコースティックギターではないかと思います。
モロンではアスパラガスの収穫時期になると人が駆り出される。でも、その時期が終わると仕事も終わり。次の仕事を探しに行く。
そういう刹那をチリゴタが詩にして歌うんですね。
女性のチリゴタ Las Peculiares も色々なことを歌ってて、この日、目の前で女の子が涙をこぼして歌っていて、もらい泣きしました。年を聞いたら8歳だって。立派でした(涙)
ヘロニモ夫妻への記念品贈呈や楽しいスピーチもあって、色々楽しませてもらいました。温かく、楽しいフィエスタでした。
トイレを借りにバル兼楽屋に入ったら、こちらに遭遇。
今年のガスパチョは誰が踊るのかな。