カルナバルで盛り上がっているモロン。
先日から衣装を着た人々が市役所前広場を横切っていくのを見かけていたのですが、土曜日にはペーニャにもチリゴタ(カーニバルで歌をうたうグループ)の皆さんが来るというので昼頃出かけて行き、帰ってきたのは夕飯時。8時間も居ました(笑)。初めてのモロンのカルナバルでしたが、チリゴタごとに特色もあり、楽しませてもらいました。
そして翌日、所用でサンタアナとパンタノ(モロンにある地区)の方に行き、またお腹の空く時間になったのでペーニャに行くことに。
カレーラ(お店やバルがあるメイン通りに面した公園広場)に着いてペーニャ方向に歩いていたらお友達に会い、そんならとそこで一杯。
ここはお天気の日は特に人が出ているんですが、この日は正にそんな快晴の日。
しばらくして、「ペーニャで唐揚げ食べよう!」と。そうそう、私たちもそのつもりで来たんだった(笑)。ここの唐揚げ、ホントに美味しいのです。
カレーラで別の知り合いにも会ったので友達たちには先にペーニャに行ってもらい、遅れてパティオに行ったら、パコさんご家族にお会いしました。
パコさんとは、モロンのギタリスタのパコ・デル・ガストールさんです。
先日、カレーラで現在日本横断中のファナのママと娘ちゃんのベレンに会ったときにご夫妻で一緒におられ、昨日のカルナバルでもペーニャでお見掛けしました。この日はご夫妻、娘さんとお孫さんのガストール・デ・パコさんといらっしゃいました。
友達と合流し、ひとしきり楽しいお喋りをし、何人かそろそろ・・・となった頃、気持ちのいいパルマでコンパスを刻む音が。
振り返ると、おお!男の子がなんかやってる!
この時は知らなかったのですが、お孫さんのパコ君でした。
私の友達がパコさんファミリーをよく知っていたので、「紹介するよ!」とパコさんたちのいるテーブルに行き、我々もご一緒させて頂くことに。
とても気さくな方々で、イスまで持ってきて仲間に入れてくださり、モロンやギタリスタの話をしてくださいました。
「昔ね、日本に行ったんだよ。えーと、伊勢丹会館!」 と、日本での思い出も。
「モロンの素晴らしいアルティスタがモロンにいて、こうやって話をしてくれている」というのが、なんだかとても嬉しくて。
その後、ペーニャを後にし、パコさんご夫妻とお別れし、カレーラの別のお店でまた一杯。
娘さんとパコ君の愛ある母息子会話を鑑賞させていただき、帰宅はまた夕飯時でした。