おまけの番外編です。
いくら診察が無料と言ってもね、理解できないことばかりでクラクラしちゃうんですよね。
そもそも、医者に診てもらうまでの手順が面倒すぎるのです。
まずは、かかりつけ医に診てもらうために病院に行って、または運が良いと電話で予約を取ります。2日後とかが通常の最短で、その日に診てもらえることは滅多にない。
個人的には風邪なんかその日に診てもらえなければ意味がないと感じてるんだけど。
すぐ診て欲しかったら、救急に行く。風邪なんか、毎回救急になるよね、違う?(笑)
そして、かかりつけ医で用が足りなければ専門医に診てもらうんだけど、これも予約。しかも、すっごい先・・・。忘れるくらい先。
少し前までは、予約日の前日にご丁寧にSMSで「明日ですよー。」ってメッセージが届いて、こりゃいいね!と思ってたんだけど、それももう届かない・・・。
というわけで、日本では何かあったらすぐに医者!薬!注射!な私ですが、ここスペインではなるべく関わりたくないんだけど、この度、目の持病のためセビージャの大きな病院に検査に行きました。
眼科で3つほど検査をしたのですが、検査の結果がプリントされた用紙を封筒に入れて渡され、「もう1つ検査があるから廊下で待っててね。」と言われ、どんなものか確認のため2枚ある用紙を開いて見てみた。
ふむふむ、これが右目でこれが左目の結果なんかな・・・。
ん?むむ??このマリアって、先生の名前??
ちがーう!これ、マリアさんの結果じゃねーーー???
2枚中の1枚はどこかの患者さんの結果だった・・・。確認しなかったら、これ持って帰ってて、私のもう1枚はどこかに渡っていたかもしれないですね(汗)。
絶対faxとかしてくれないだろうし、下手するとゴミ箱に入っていたかもしれない・・・。恐るべし確認不足。
そして、1ヶ月後くらいにその結果を持って予約を入れていたモロンの専門医に行きました。
ちょうどその頃、秋の花粉アレルギーなのか何なのか、目の周りが痒くて引っ掻いたから赤くなって「DVにあってる?」みたいな状態になっていたので、眼科の先生は「ここに書いた薬を薬局で買ってね。今回の目薬のデータは保険証に入力しておくね。」と、処方箋のような用紙に目薬2種類と共に記載して渡してくれました。
先生の対応に満足して退室し、「今回は良い先生だったね!」とクリスティアンと話しながら帰りに薬局に寄り、さっそく注文。
目薬は買えて、もう一つの薬は在庫がないので注文になり、午後には入りますということで。
が、午後改めて買いに行ったら、なんとその薬、今はもう存在しないって。
なんだってーーー!
で、それを専門医に言うために、予約を取るんだってよ!かかりつけ医にーーーー!
これ書いた専門医に辿り着くのは、そのあとなんだよーーーーーー!
ちょっと、信じられます?!これ。
患者が全てやるわけですよ、何も間違ったことしてないのに・・・。弱ってるところなのに・・・。
「えー!今行ったら先生に会えないかな?行ってみるかな。」ってクリスティアンに電話して相談したら、「もう閉まってるだろうし、確実にいないと思うよ、先生。」と言われ_| ̄|○
「開いてるかわからないけど、かかりつけ医に予約取りに行ってみろ。」と言われて行ってみたが、こちらも本日終了で閉まってました。
「あぁ!無情・・・_| ̄|○」
んならと、ついでに病院の近くの薬局(私は個人的には病院近くの薬局に行きたい派。在庫そろえてそうだから)に行き、例の薬があるか聞いたら「この薬はもう数年前からないよ。」と言われ、存在しないことを再確認。そして、「処方箋見てすぐに答えたあなた、スバラシイネ!」と思いながら帰宅。プロフェショナルな仕事の姿勢、大好き。薬は手に入らないけど嬉しい(笑)。
そしてその夜、買ってきた目薬をさしながら処方箋を見て、疑問が。
「これ、どっちかが24Hに1回、どっちかが12Hに1回ってことなんだけど、買ってきた目薬の名前が全然違うし意味不明なんだけど・・・。」とクリスティアンに見てもらうと、クリスティアンにも意味不明・・・。
「明日、買った薬局で聞いて確認するしかないな。」ってことになり、このあと災いはまだまだ続くのであった・・・。