一件落着したと思われた救急病院の件ですが、まだ続きがありました・・・。
PCR検査に陰性の結果が出て、身も心も晴れて週末の旅行に出かけて楽しんで帰ってきた9月の初め。
旅行中に海にも行けたはいいものの、なんとなく、いや、確実にときどき寒気と顔の熱さを感じ「ホントに陰性だったよね・・・(汗)」と、あれだけ自分も確信していたのにまた不安になってきた。
と、いうよりも、いや、待てよ、なんかあんまり元気が出ない日がある。
ビエナルも始まって、たまにセビージャに行って友人にあったり、モロンでフラメンコを聞きに行ったりしてる日は元気なんだけど、他の日は急にダルくて起きるのがつらい・・・。
フラメンコじゃないと起きれないのか?(笑)
それは日ごろは大いに関係してくるけども・・・、それだけではない感じ。
そんな風に感じていたらまた急にダルくなって発熱!計ってみたら、体温計39.2分!!!
夜中じゅう熱が下がらなくてもう我慢できなくなり、クリスティアンを起こしてまたまた救急病院へ。もう懲り懲りでモロンの救急には行きたくないけどここしかないから仕方ない(涙)。
フラフラしながら着いて受付に行ったら、フラメンコのクラス仲間がその日の受付担当だった。「聞いてくれー!」と、これまでの経緯と思いのたけを伝える。
私「2週間前に高熱で受診して、PCR検査を受けたの。結果は陰性だった。でも高熱が出るしだるいからまた来たの。PCR検査の結果を知るのにものすごく大変だったからもうPCR検査はしないで欲しいの。尿検査してください!尿検査!!お願い!!!」
すると、また前回来た時とはフロアのレイアウトが変わっていて、様子を聞く場所に案内されました。
この、「様子を聞く方々」は看護婦さんなの?お医者さんなの??
よくわからないんだけど、また症状を説明。すると、尿検査用カップを渡され、「はい、採ってきてね。」
採尿が終わり、カップを手にトイレから出て、ここかなー?と思われる部屋に入ると、入口付近の人が「あそこに置いてね。」と、机の方を指す。
結構色んなものが置いてあるので、「ここ?あっち??」と聞きながら置く。
カップに名前も書いてないけど大丈夫かな・・・と思い、症状を話したときに渡された名前が入ってるリストバンドを傍に置こうとしたら、「それはあなたが付けとくものよ。」と言われ、もう不安しかないけど名前なしでカップを放置。
そして処置室に呼ばれ、「はい、座って。」と言われて採血が開始。
ブルブル震えていると、「もー、神経質になりすぎ!」って、採血する人が言う。
いや、今更ね、注射が~!とかじゃなくって(むしろ、打って欲しいわけ)高熱出てるところなんですよ、私。話聞いてました???
グイグイ押されたりして小さい点滴が付けられ、引っぺがしたシールやなんやら私の服の上に放置して去って行った。
隣にベッドがあるのに椅子に座らされたまま15分ほど経ち、点滴が終了。
誰も来ない。全然来ない。
ふと腕を見ると、刺した針のところから血が見えてる。
「おーい、誰かー!」と呼ぶ私。誰も来ない、応えない。
「おーーーい!」と数回叫ぶ。掃除の人が、処置室を覗く。だけど、何も言わない(笑)なんで?!外国人でスペイン語わからなそうだから???(←被害妄想)
「おーーーーーーーーい!(怒)」で、ようやくそれっぽい人(対応できそうな人)が来た。
私「あの、点滴終わりました。針を抜いてもらえないですか?血が見えてて・・・。」
そ「あー、大丈夫、心配ないわよ。そのままで。」
私「いやいや、抜いてくださいよ。」
そ「あ、私はやりません。他の人が来るまで待ってて。」
?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!
なんだそりゃーーーーーー?
そのあと、この同じやり取りをもう一度やって、我慢できずに立ち上がり点滴がぶら下がってるバーを握り部屋から出ようとしたら採血した人がやってきた。
点滴時間15分、そのあと待ち時間45分・・・・。お尻痛い。
また若干乱暴に針を抜いて刺したところに脱脂綿を押し付けてテープして、「もう行っていいよ。」と彼女。
「は?どういう意味??どこに行くのよ???」
で、待合に居たクリスティアンに「わけわからーん!」と話してたら医師らしい人が登場。検査結果を持ってるみたい。
話を聞いたら、感染症。年に1度くらいなるんだけど、尿が濁ってしまうやつ。
どおりで元気が出ないわけだ。かれこれ3週間、これだったんだから。
クリスティアンが医師にこれまでのことを「知っといてくれ!」と告げ、処方箋をもらって帰宅。
無事に?抗生物質が処方されて飲み続けること1週間。
みちこさんに差し入れて頂いた日本食をいただき、薬も徐々に効いてきてようやく元気を取り戻したころ、気づいたら9月が終わっていました・・・。