あぁ!医療システムー!パート1

だいぶお久しぶりのブログになってしまいましたが、皆様お元気でしょうか?

私は8月末に体調を崩し、大変な目に合っていました・・・。

7月、8月とモロンで灼熱の夏を過ごし、夏の疲れが出たと共に発熱し、風邪薬を飲んでも治らないので、注射でも打ってくれるかと思って救急病院に行きました。

が、これが大変なことに・・・。

コロナウィルスが流行して以来、病院の対応も色々変わったのでしょう。

まずは聞き取りの人?看護婦さん??に症状を伝えます。

私「のどが痛くなり、熱が出てます。咳は殆どないです。」

看「ふむふむ。ではあちらの別室で待っててください。」

ベンチが2つある空間で待つこと15分位。看護師?の人が車椅子と警備員と共に現れ、「これに腰かけてください。」となぜか警備員の人が私に言う(笑)。

待っている間も辛かったので、私はベンチに横たわっていたからなのか「車椅子?」と思いながらも腰掛け、処置室に到着。中に入ると仕切りの向こうにひとりセニョーラが座っていて、手前のベッドにおじさまが点滴打ちながら寝ていて、私が車椅子で入室。

「!!!!! 蜜 !!!!!」

そこへ看護婦さんが来て、「ではPCR検査しますね。」と。

こんな中で大口開けて大丈夫なんかーい?!

この方たち、何の症状でいらっしゃるんですか?

この方たちも私がPCR検査するの見て不安にならないのですかーーー??

てか、診察室に先客って・・・、なに???

そんな心配をよそに唾液・粘膜を採取し、「2、3日で検査の結果が出て電話がいきます。万が一、電話がこなかったら、あなたからこちらに電話してね。」と言われ、終了。

車椅子を押す先ほどの青年が現れ、「出口まで送りますー。」と言って、「はい、では結果出るまで家で待機してねー。がんばれ!」的な言葉をもらい帰宅。

え?なになに??なんだったの???処置はないわけ????

処方箋には解熱剤の記載。はー?!解熱剤効かないから来たんですけど!!

しかし、その夜には熱も下がり、なんでもなくなったので一応落ち着いた。のは、束の間。

選択の余地はなかったがPCR検査をしてしまったために、悲しみと感謝とイライラの1週間を過ごすことになりました・・・(涙)。

体調が悪くなったために予定していたことができなくなり、心配してくれた方々に連絡し救急での話をするうちに段々と不安になり、母親からはLineで「コロナ?!」って聞かれるし、体は全然元気なのに、「もしかしたら救急に行ったことによって感染したかもしれない・・・。」と思えてきた。

診察室に先客がいるなんてやっぱり変だし、感染の疑いがある人たちを1室にまとめて入れたんだ、きっと!

そう思ったらもうネガティブのループに・・・。フラメンコの先生ファナに連絡をもらって話してるうちに大泣き(苦笑)。ファナは「絶対大丈夫だからそんなに心配しないで落ち着いて過ごすんだよ~!」と頻繁に電話くれて励ましてくれて、「そうか、そうだよね、感染してないよね!」と徐々に精神的回復を果たし・・・

イライラに突入!

最初から期待はしてなかったが、検査結果を告げる電話が来ない。

から、電話しました。モロンの病院の総合受付に。

まず、保険証の番号を聞かれますが、伝えたら

病院「現在、あなたの担当医はいません。だから結果を連絡できないのよ。まず、予約を取ってください。」

私「は?じゃあなんで検査できたんですか??私、このナンバーで受診したし、特に何も言われなかったし、え?じゃあどうしたらいいんですか?!私、家に閉じこもってんですけど!看護婦さんは病院が電話してくるって言ってたのに、結果を聞くのに予約取るんですか??」

もー、既にわけわからん。

そしてここからお得意のたらい回し&手当たり次第に電話の策がスタート!

モロンの総合受付はわけわかんないから、もらった紙切れにある総統括っぽいところに電話。さっきの電話で私に火がついてるので(笑)目には目を歯には歯を作戦。

私「今週末旅行したいのでそれまでに結果がわからないと困るんです。もうなんの症状もないし、2、3日でわかると言われたし、てか、手当されずにいやおうなしにPCR検査をされていつまで幽閉されるんですか?私一人暮らしなんで(←ウソ)買い物に行けなくて困ってるんですよ。(←これホント。クリひとりじゃ買い物行かないし)お腹空いて死にますー!」

総「ネットで注文したらどうですか?」

私「はー?!何言ってんのよアンター!」

総「えー、モロンの総合受付に聞いてください。」

てことで、またモロンに電話。

私「こないだ救急に行ってPCR検査して結果を待ってるんですけど、全然連絡来ないからお腹が空いて死にそうです!」

モ「はー、お腹が空いて死にそうですか!保険証番号と名前は?」

私「担当医がいないとか言われてんですけど、番号は〇△◇✕・・・です。結果は出てるはずだー!※〇△◇・・・・(←怒りであまり言葉になってない)!!!!!」

モ「Ikumi !!! 聞いて!!! いくーみー!!!」

私「あんたが話を聞けーーー!!!」

モ「いくーみー!!!」

私「んがーーーーー!!!」

ツーツーツー。

!!!!!!切った!!!!!

話してるのに、切った!!!!!!!

こーのーやーろーーーーーーーー!!!!!!

すぐにまたモロンに電話をかける。呼び出し中。

モ「ガチャ。ツーツーツー」

怒!!!!!!!!!!

ひとことも話さずに切ったーーーーーーー!

受話器上げて、切ったーーーーーーー!!!

↑ ↑ ↑ ↑ 

私だってしばらくやってない、この手口!!!

そうは問屋が卸さねーぞーーー!で、またかける。

モ別「はい。モロン総合受付です。」と、さっきの人と別の人が応答(笑)

私「あのですね、PCR検査を受けて結果を待っているんですけど、みんな好きなこと言うんですよ。助けてください!どうしたらいいんですかね?」

モ別「んー、はい、なるほど・・・。PCR検査はここの救急ですか?ならば、今からいう電話番号にかけて相談してみてください。」

と、紙切れにはない電話番号を教えてくれた。

私「話を聞いてくれてありがとう!」

と、さっそくその電話番号にかける。

モ救「はい。救急です。」

私「そちらでPCR検査を受けて結果を知りたいんですが・・・」

と、今までの経緯を説明。

モ救「ほー、なるほど。それは大変でしたね。わかりました。そしたら、医師直通の電話番号を教えますので、かけてみてください。医師が出て対応するはずです。」

なんだって?!そんな電話あるわけーーーーー?

私「ありがとうございます。ようやくまともに話がつながりました。解決できそうです!」

モ救「どういたしまして。幸運を祈ります。」

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

医師直通電話とやらに電話。

医「はい。」

私「こんにちは。先日受けたPCR検査の結果を知りたいんですが。いろんなところに電話して、先ほどこの電話番号を教えてもらいました。」

医「そうですか。お名前は?」

私「あ、ナンバー言います。」

と、サクサクまともに話が進み、私のデータがPCに出ている模様。

医「あ、まだ結果が出ていませんね。」

私「検査はモロンでやってるんではないのですか?」

医「セビージャの病院に送って、結果が出たらあちらでデータを反映させて、こちらで見ることができるんです。」

私「なるほど、そうですか。そうしたら、また明日かけなおします。あなたにお伺いすれば、わかるんですよね?あなたがSiかNoかを私に言えるんですよね?」

医「はい、そうです。言えますよ。」

よかった(涙)・・・・。ようやくたどりついた(涙)・・・・。

そして翌日、まだ結果出ない。翌々日、またかける。

医「あー、はいはい。ちょっと待ってね。えーーー、おめでとうございます!陰性です。」

ぃやったーーーーーーーーー!!!!!

その言葉を待っていたのよーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

私「ありがとう!ホントにありがとう!私に解決策を与えてくれて嬉しいです!!!お名前を教えてください!」

ということで、私の担当医は希望を言ってこの方になりました。

あーーー、久々ねばった。体力消耗した。

めでたしめでたし。

じゃあ、ないんだな、これが。

パート2へ続く。

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